「カミングアウトすべき?」宗教の2世信者の婚活事情は、激怒されることも
条件反射で除外するのはもったいない
影山さん曰く、自身が宗教2世、3世だとあらかじめプロフィール欄に記載をしている人は真面目で純粋な人が多いそう。単なる新興宗教信者ではなく、宗教2世、3世の婚活サポートに注力をするのは、傍で見ていて「努力があまりにも報われにくい」と感じているからだと語る。
「宗教2世当事者のスタッフもよく言っていますが、宗教2世、3世の方々は宗教1世とは宗教に対する意識に明確な差がありますし、なかには宗教活動をまったくしていない方も含まれています。
“宗教”、“新興宗教”と聞くと、条件反射的に結婚の対象から除外してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、婚活の現場にいる私たちからするとそこには魅力的な方も多く含まれていることをご認識いただきたいです」
宗教2世の結婚はどうしてもハードルが高い
結婚は親や家同士の繋がりも深くなるため、親が特定の宗教を信仰していたり、その宗教の教えで育ったりした宗教2世の結婚はどうしてもハードルが高くなってしまう。
しかし、婚活の現場を深掘りしてみると、宗教とは縁遠いがために「宗教2世とは結婚できない」として無知からくる不要な偏見を持てば、素敵な相手と家族を持てる可能性を自ら遮断してしまっている人も多いようだ。
宗教2世当事者の結婚に向けた努力と同じように、我々の偏見がなくなれば彼らが結婚しやすく、自分の人生を生きやすくなっていくのではないだろうか。
<取材・文/角やえこ 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>