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アプリで出会った彼に無理して趣味を合わせた20代女性。「読書デート」が地獄に

コラム

 コロナ禍において、恋愛事情にも変化がありました。

マッチングアプリ

※イメージです(以下、同じ)

 マッチングアプリなどの出会いでも、これまでは気軽に会ったりできていたのが、感染拡大を防ぐためにオンラインでのやりとりを続けるケース増えたといいます。高山朱莉さん(仮名・29歳)は、久しぶりの異性との出会いで、胸が高鳴ったそうです。

読書が趣味のハイスペック男性とマッチング!

 朱莉さんの長年の趣味は読書。でも、最近は「読書が趣味」と言うと、ビジネス本や、自己啓発本などを薦める人が多くて困るといいます。

小学生の頃から、読書が趣味で外国文学から、雑学本、日本のミステリー作家の作品など、いろいろと読み漁っていました。学校の図書館だけでは、借りられる本が少ないので、地元の図書館にも借りに行っていました。高校生になると、太宰治、坂口安吾などちょっと難しめの純文学も読んでみて、賢くなった気がしていましたね」

 教育系出版社に勤務している朱莉さんは、現在は在宅勤務と出社が半々。しかし、職場でコロナウイルスの陽性者が出たのをきっかけに「会食禁止」や「大勢の人が集まる場所には行ってはいけない」という厳しいルールが言い渡されました。

“読書会”と称したデートをすることに

恋愛

「初回の緊急事態宣言中は職場と自宅とスーパー以外は出かけませんでした。食材も、日持ちするものはできるだけネットで買うようにしていました。でも、『これでは、誰とも出会わないで30歳になってしまうな……』と思いました。そこで、マッチングアプリを試してみたんです」

 いまや出会いの手段として定番化したマッチングアプリ。相手の趣味や嗜好がわかった上でつきあえるので、上手くいけば距離が縮まるのも早そうです。

「最初は男性とメッセのやりとりが続かなかったのですが、読書が趣味と書いていたMさん(仮名・31歳)とは、何度もメッセを送りあうようになったんです。メッセで、お互いの好きな作家や、本のことを送りあって盛り上がりました。そして、『読書会』と称して、一緒に食事に行くことになったんです」

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