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30代で結果を出す「攻略本作り」3つの方法。ただの計画表ではダメなわけ

学び

まったくの新規事業でも「攻略本」は作れる

ビジネス

「攻略法を整理して、攻略本としてまとめる」。そのスキルが身につけば、どんなビジネスにも応用できるので、今までやったことのない新規事業にも活用できます。

 キーは、攻略法やコツを整理した上で、自分の持ち味に合っていて、使いやすそうなものを選ぶことです。あれもこれもとコツを身につけようとするといくら時間があっても足りませんし、向いていないコツの習得に時間をかけるのも無駄です。自分の持ち味に合っていて、ラクにすぐ活かせるコツから覚えていきましょう。

「素晴らしいノウハウだけれど、どうも自分の仕事と合っていない」という場合は、前項で紹介した「成功パターンを集めて共通項を見つける」を駆使し、自分の仕事に落とし込んでいきましょう。具体的には以下の3つのステップに整理しておくと自分でPDCAが回しやすくなるのでお勧めします。

■1. 優秀な人がやっていることと、普通の人がやることを、仕事の流れに沿って対比しながら整理していくチャート
■2. 1か月、1週間、1日のルーティン(時間割)
■3. 1、2を踏まえ、作戦化した計画

正解がないことでも攻略本が作れるように

 こうして実績を上げていくと、「若い視点と行動力を武器に、我が社で初めての新規ビジネスを立ち上げる」といった、美味しい役割が回ってくることがあるはずです。30代にはこうした新規事業のチャンスが巡ってくることが比較的多いのです。

 ただ、新規ビジネスでは周りに成功者がいないため、どうやって「攻略本」を作ればいいか、迷う人も多いはずです。しかし、先ほど紹介した「アナロジー」などを駆使することで、必ず方法は見つかるはずです。1つ事例を挙げましょう。

 コロナ禍で外でお酒が飲めなくなったことで、多くの飲食業が苦境に陥りました。なかでも、お酒を中心に提供するバーへの影響は甚大なるものがありました。そんな苦境を乗り切るべく、コース料理とペアリングで楽しめる「モクテル(ノンアルコールカクテル)」の開発に挑んだのが、世界的に知られるミクソロジーバーを運営する、南雲主于三さんを中心とするバーテンダーです。

できる30代は、「これ」しかやらない

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