ドムドムバーガーのカレー屋がまもなく閉店。どう考えても赤字なのに出店できたワケ
出店の目的は「足掛かりを得ること」
コロナ禍で、新事業を模索する飲食業が増えています。居酒屋チェーン大手「鳥貴族」(鳥貴族ホールディングス)は強みである国産鶏肉を使った鶏肉バーガー「トリキバーガー」でハンバーガー市場に参入しました。
モスバーガー(モスフードサービス)も1本600円の食パン販売を開始。高級食パン市場に参入しています。
ドムドムも上述の「TREE&TREE’s」をはじめ、さまざまな新事業の模索過程にあります。今回の出店目的も「新事業への足掛かりを得ること」でしょう。
カレー屋ドムドム出店について、広報担当の近藤氏は「得たものは大きい」と言います。今後の事業展開に期待したいところです。閉店まであと数日。カレーに続く新事業への期待を込めて、足を運んでみてはいかがでしょうか。
<取材・文・撮影/中小企業診断士 関谷信之>