ケータイマグに向かない飲み物は?コロナ禍の動向をサーモスに聞いてみた
タイプいろいろ!選び方のコツ
「一方、ロックリングがついたワンタッチで開けられるタイプは、サッと飲み物を飲め、老若男女問わず人気があります。なめらかに開くタイプのものは、蓋についた液体が飛び散りにくいなどの利点もあります」
「これらに加え、魔法びんと同じ真空断熱構造でスープも入れられるスープジャーなどもあります。高い保温・保冷力があり、熱いものから冷たいものまで、いろいろ持ち運ぶことができます」
これからは「家の中で使う」ニーズが高まる?
ここまでに紹介したものがマイボトルやタンブラーといったアイテムの筆頭になるわけですが、コロナ禍を受けて今後、新アイテムが登場したりする可能性があるかどうかも聞きました。
「現在、コロナ禍の『新しい生活様式』に準じた、これまでとは全く違うような製品開発はしているわけではありませんが、家中需要で高まったタンブラーやフライパンなどをはじめ、外で使う製品だけでなく『家の中で使う』製品にも力を入れていきたいと思っています」
「ボトルは繰り返し使えることからペットボトル削減などにもつながるサステナブルな製品です。また、魔法びんは保温・保冷のために電気やガスなどのエネルギーを必要としない環境にやさしいアイテムです。より多くのお客様に使っていただけるように様々なニーズに応じた製品展開をしたいと思っています。
弊社の製品はボトルの蓋やパッキンなどの部品販売も充実しています。パーツを交換することでより長く使っていただけるように考えています。10年前の弊社製品を使い続けてくださる方もいらっしゃるようで本当にありがたい限りですが、このように多くのお客さまの生活によりそった製品開発を今後もしていきたいと考えています」
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マイボトルやタンブラーといったアイテムの「家中需要」が絶大だったとは驚きでしたが、言われてみれば利にかなったアイテムでもあると思いました。筆者もこれを機に、家飲み用のマイボトルを新調してみようかな? なんて思いました。
<取材・文/松田義人>