鈴木ゆうか、将来を考えるようなった初主演作「より節約を意識するように」
ドラマや映画の知識をもとに演じた
――傲慢なお嬢様が中年ホームレスになり、タイムリープして人生をやり直すという二ノ宮小百合を、どう演じましたか?
鈴木:友達にもなかなかいないタイプなので難しかったです(笑)。今まで見たドラマや映画からの知識をもとに、あとは想像で補いました。小百合はもともと傲慢な性格でしたが、タイムリープ後は生まれ変わったように、将来に向けて真面目になって、物事をはっきり言える力強い女性なので、そこをうまく出せるようにしました。
――自分と似ていると思う点はなかったですか?
鈴木:私は、あそこまで他人にズバズバは言えないですね(笑)。特に先輩には絶対、強くは言えないです。でも、タイムリープ後の小百合は家族を大切にしているので、そこは自分に近いかなと思います。
モデルの仕事での悩みを救った人物
――モデルと女優、朝の番組のリポーターなど多方面に活躍していますが、どう気持ちを切り替えていますか?
鈴木:モデルのときはなるべく自然体で。リポーターは難しいので毎朝、「えいっ!」って気合を入れています。女優は、作品ごとにキャラクターが決まっていて、スイッチが切り替えやすいです。
――お仕事で大変だったことはありますか?
鈴木:モデルの仕事を始めて2~3年目は壁にぶつかっていたと思います。それで、編集者さんから自分の昔の紙面を見返していただいて、ポージングで参考にしたほうがいい方を何名か挙げてもらったんです。それからは好きなポーズや得意な表情だけなく、メイクがよく見えたり、衣装にあったりするポーズを意識できるようになりました。