営業マンは見た!「ドラマ以上にドロドロ」の不倫現場/#全宅ツイ
耐えかねて自宅売却を検討するも、なんと、査定額が驚きの低さだったそうです。
「仮に自宅が売れても、借金だけが残る状況です。『あのクソ営業マンに、カネも嫁も奪われた』と言ったかどうかはわかりせんが、相当ショックな様子だと聞きました」
結局、子供の学校の問題もありそのまま住み続けることを選択しています。
「ご主人もカッコいい方なので、すぐに彼女はできると思います。ただ、新しくできた彼女を、“クソ営業マンと元嫁の想い出が詰まった家”に、迎え入れることを割り切れるかどうか」
エリートサラリーマンの人生の再出発は前途多難の様子です。 ぷん太さんは、「他所様の家庭事情をとやかく言う立場ではありませんが」と前置きしたうえで、次のようなアドバイスをします。
「売りたいときに売れる家を、適正な値段で買っておくということです。あと、やけに頑張るイケメン住宅営業マンには要注意です!」
やらかした先輩社員の末路は
ちなみに、既婚者である先輩社員はその後どうなったのでしょうか。
「一応、会社からは怒られたものの『そういう事は外でやれ』で基本的にお咎めなし。なにしろ数字がある人なので、会社にとって大切な人材です。その後も順調に出世して、今では部下を何人も持つポジションに就いています。
当然、先輩の奥さんにもこのことはバレてますが、離婚には至らず休日になると子供と遊ぶ良きパパに更生したようです。まあ、今でも女性のお客様が来ると無意識に結婚指輪を外す癖があるみたいですが。優秀な営業マンの性なんですかね(ちなみに……その元奥様とは、いまだに時々会っているとか!)」
「数字が人格」を体現するかのような清々しい采配が採られていました。
不動産営業マンの本分は家族の幸せのお手伝い
一方、「不動産営業マンが立ち会うのは、不幸なライフイベントばかりではない」と、DJあかいさん(@aka1you)は強調します。
保育園に連れて行こうとすると嫌だ嫌だと泣き叫んで聞かないのですが何か方法はありますか? #夏休み子育て相談室
— DJあかい (@aka1you) 2018年8月9日
「むしろ我々の仕事は、結婚や出産といった、人生のおめでたいイベントに関連した売買のほうが圧倒的に多いのです。幸せなご家族の様子を見ることが、仕事を続けるモチベーションになっています」
不動産売買の現場では、今日も多くの人生ドラマが繰り広げられているのかもしれません。
<取材・文/栗林篤>
【ぷん太 @55openman】
2017年クソ物件オブザイヤー最優秀賞受賞者。“あの”一部上場企業で、東京に家を持つお手伝いをする不動産営業マン。信じるか信じないかはあなた次第です。
【DJあかい @aka1you】
仕事のストライクゾーンがどんどん広がっている不動産界隈の人。最近大家業も始めました。原点たるブログ業については大人の事情を忖度して宣伝できませんので「DJあかい ブログ」で検索してください。