ゴー☆ジャスを「アニメ化したい」。“宇宙海賊”が語る、遥かなる野望
一念発起してパズドラを始めてみる
――あ、でもいまのお仕事につながってくる感じがします。
ゴー☆ジャス:そう、その時はとくに『モンスターハンター』(以下、モンハン)にハマっていました。ミュージシャンの方と一緒にグループを組んで遊んでいたら、「ゴー☆ジャスはモンハン好き」っていうのが知れ渡って、イベントにも呼んでもらえるようになったんです。
当日、モンハンで使う「大剣」をダンボールで本格的に作って持っていったんです。登場するときに、剣先をニュッと出して、宇宙海賊の格好をしたゴー☆ジャスが現れたら、こっちが驚くぐらいの「おお~すげえ!」という歓声。これはもっとゲームに精通しないとと思い、モンハンと同じぐらい人気だった『パズル&ドラゴンズ』(以下、パズドラ)をはじめました。
――その2つが話せると仕事にもつながりそうですよね。
ゴー☆ジャス:というより、単純にゲームが好きだったんです。パズドラにハマってからは、攻略法を知るためによくYouTubeを見ていたんですが、その時は「マックスむらいチャンネル」が大人気で。毎週月曜に配信を観覧できるイベントがやっていたので、普通に “どプライベート”の格好で行ったのをTwitterにあげたりなんかして。
「マックスむらいチャンネル」出演でフォロワー10万人増加
ゴー☆ジャス:そしたら、むらいさん本人から「来てたなら教えて下さいよ!」ってDMが来たんです。やり取りをしている最中、僕が何の気無しに「今度生放送の席取っておいてください」って言ったら、まさかの「いや、出てくださいよ」ってお誘いが。
むらいさんって、生放送すると15万人ぐらい視聴者がいるんですよ。ものすごい影響力じゃないですか。だからいざ出てみたら、僕のTwitterのフォロワーが一気に増えて、最終的には3万人から15万人になりました。「楽しそうにやっているのがいい」っていう感想らしくて、毎週出演を誘われていたんですが、軽いヤツだと思われたら嫌なので月1にしてもらいました(笑)。
――「ゲーム×配信」の構図が出来上がるわけですね。となると、自然とYouTubeチャンネル開設のことも考えそうですね。
ゴー☆ジャス:でも僕自身、YouTubeに関するノウハウは全くなくて、いま撮影、編集をやってもらっている会社が声をかけてくれたのが、スタートしたきっかけですね。もう8年ぐらい経ちますかね。ありがたいことです。
普通、ゲームがメインのチャンネルって、細かく実況したりしていると思うんですが、僕は黙っているのが基本。家でゲームするときだって、しゃべらないじゃないですか。だから自分では“ネオ実況”と名付けています(笑)。いつも天の声と、声優さん含めアシスタントもいるので、気にしなくていいかなと。