ホンダフィット、20年の歴史を辿る。累計800万台オーバーになった「革命的大衆車」
4世代ある歴代のフィットをチェック!
コンパクトカーで、やや控えめにも映るフィットですが、ホンダが相当な思いを込めて開発したクルマだったことがわかります。次に現在までに4世代ある各フィットを見ていきます。
◆ 初代フィット(2001-2007)
この時期までのホンダの大衆車・ロゴの後継モデルとして誕生。発売後、爆発的なヒットとなり2002年には国内の年間販売台数1位を記録しました。
◆ 2代目フィット(2007-2013)
初代の設計思想を継承しながらも車体を一回り大きくさせ、フルモデルチェンジ。2007年度の国内の年間台数の1位を記録しました。また、2010年には2代目フィットをベースにしたハイブリッドモデルも登場。同時に世界市場でも支持が高まったモデルでした。
3、4代目のフィットをチェック!
◆ 3代目フィット(2013-2020)
初代の設計思想は継承しつつ、世界のコンパクトカーの新基準を目指したモデル。燃費の向上、車体の高剛性化、室内の静粛性のアップなどの面で機能が進化しました。
◆ 4代目フィット(2020-)
初代から続くセンタータンクレイアウトなどのコア技術を継承しながらも、さらに進化させた最新モデル。より多くのニーズに応えるべくBASIC、HOME、NESS、CROSSTAR、LUXEの大きく5つのグレードが用意されました。
さらに20周年の今年、従来のHOMEをベースに専用シート、ドアミラーのカラーリング変更などを行った記念特別仕様車・Casa、Maisonも加わり、現行のフィットは合計6タイプになりました。