特産品が勝手に届く!意外と知らない「ふるさと納税」活用法
旬がおいしい!「果物の定期便」
旬の果物はそうでない果物と比べておいしく栄養価も高いです。せっかく果物を食べるのであれば、旬のものを選びたいものですよね。ふるさと納税の果物は、多くの場合、旬の時期に収穫・配送が行われるため、おいしい状態の果物を受け取ることができますよ。
特に定期便は、季節ごとに旬の果物が届くので、四季の移ろいを感じることができるのも風情がありますね。そんな果物の定期便の中からご紹介したいのが、山形県東根市の「30年 秋の収穫満喫コース」です。
東根市は果樹王国といわれるほど果物の栽培が盛んな土地です。その東根市から全国的にも有名なぶどう「ピオーネ」、洋なし「ラ・フランス」、りんご「サンふじ」に、お米「つや姫」を加えた計4品が、秋の収穫時期に合わせて届きます。
高価な魚介類や貴重な魚も味わえる「魚介の定期便」
海に囲まれ、水資源の豊富な日本では、季節や漁港によってとれる魚介はさまざまです。そんな魚介だからこそ、普段はなかなか味わえない高価なものや希少なものをおいしい時期に味わいたいもの。ふるさと納税の魚介の定期便は、そんな願望をかなえられるものでもあるのです。
4つ目にご紹介したいのは、北海道白糠町の定期便です。白糠町は北海道の太平洋側に位置し、沖合は暖流と寒流が交わる好立地。さまざまな魚介類が水揚げされています。この定期便は、年に6回に分けて白糠町の魚介類13品が送られてきます。
なかでも注目なのが、毛ガニ、たらこ、いくら、シシャモです。カニやいくらはふるさと納税の中でも特に人気が高く、シシャモは北海道の太平洋沿岸の水深120m以浅の限られた地域でしか分布していない日本固有の貴重な魚です。ふるさと納税の人気の魚介や希少価値の高い魚を味わうことができる定期便なんですよ。
届くだけで気分が明るくなる「お花の定期便」
お花が定期的にお家に届くなんてロマンチックですよね。実はふるさと納税にはお花の定期便もあるのです。季節に合ったお花の花束が、指定した住所に届きます。
枯れてしまうお花だからこそ、定期便で届く価値がありますね。毎回違うお花が届くのもワクワクします。届くだけで気分が明るくなるお花の定期便は、お部屋に飾る用のお花としてはもちろん、遠くで暮らす家族や知人へのプレゼントとしても、人気の返礼品なんです。
地域のおいしいものを味わうことができたり、魅力を再発見できたりするふるさと納税。1回の寄附で何度も返礼品が届く便利な定期便も、この機会にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
<TEXT/岩田皆子(ふるさとプレミアム事務局編集班)>