あとは冷蔵庫で半日から1日置くだけ

　ここまでを整理すると、お茶パックにコーヒー豆を入れて口を閉じ、ボトルに入れて水道水を注ぐだけ。これを冷蔵庫で半日から1日置いておけば完成です。途中で一度ボトルのフタを締めた状態で何度か上下に傾けることで、濃度に偏りが生まれることなく抽出することができます。

水出しアイスコーヒーが完成

　さあ、水出しアイスコーヒーが完成しました！

　お茶パックを取り出して、そのままボトルで飲むのも良いですし、グラスに注いでもOK。私は自作で水出しアイスコーヒーを作るようになり、あまりにおいしいので、市販のペットボトルや缶タイプを購入しなくなりました。

　ちなみに、市販のアイスコーヒーよりも薄めに仕上がりますから、濃いめがお好みの方は豆の量や氷を入れないなどで調整してみてください。

値段は42円程度。家計節約にも貢献する！

　最後に、どのくらいの値段で作れるかという計算です。だいたいコーヒー豆20～25グラムが30～40円、お茶パックが1枚2円ですから、水道水で抽出する場合にかかる経費は、50円かかりませんよね。

　アイスコーヒーを毎日飲む人にとっては大きな節約にもつながり、おいしい水出しコーヒーを味わうことができます。

　さあ、気になる人はぜひ一度試してみてくださいね！

＜文・写真／スギアカツキ＞