同級生を倉庫に…「過去のいじめ自慢」をする同僚がたどり着いた先は
過去にしたおこないをゼロにすることはできません。もしも誰かを傷つけてしまったことがあれば、その相手の傷をなかったことにできないのです。今回は、過去のよくないおこないを自慢してくる同僚の末路を見てしまった男性のエピソードをご紹介します。
マウントしてくる同僚
都内の医療品メーカーで営業をしている中村昌宏さん(仮名・当時26歳)は、仕事面ではやりがいを感じていました。ただひとつ、中村さんを悩ませているのは同じ営業部署に所属しているEさんという同僚でした。
「Eくんは同期入社なんですがかなり仕事ができるタイプで。盛り上げ役で取引先の評判もよく、上司からも気に入られていました。うちの1番の取引先の女性とも婚約中で順風満帆って感じですね。でも僕に対して何故かいつもマウントしてくるんですよ…」
同期だからなのか中村さんも営業で頑張っているからなのか、普段からEさんは何かと自分が上だという内容の発言を繰り返していました。そのため中村さんはあまりEさんのことをよく思っていませんでした。
飲み会での自慢話
この頃はまだコロナの影響もなく、中村さんの会社でも頻繁に飲み会が開かれていました。しかしあるときの飲み会で酔っ払ったEさんが発言した過去の自慢話に周囲はドン引き。なんと学生時代にひどいいじめをしていたというのです。
「同級生を倉庫に閉じ込めたとか、焼却炉に突っ込んだとか、弁当を捨てたとかもっと酷いものもありました。僕だけじゃなくそこにいたほとんどの人がEくんの発言にドン引きして、飲み会の雰囲気も最悪でしたよ。当の本人は酔っ払って気づいていませんでしたが」
しかし一部の社員が変に盛り上げてしまったせいでEさんは気をよくしたのか、いじめをかっこいいことのように話し始めたのです。それはこれまでEさんを慕っていた社員たちも、フォローできないレベルでした。