陰湿セクハラ課長に怒りの反撃。30代女性が送った「じゅうたん爆撃メール」
怒りの絨毯爆撃が功を奏す
「実は、三井さんはIT関係に疎かったみたいで、会社のセクハラの通報窓口が見つからなかったので、会社の通販サイトの問合せフォームや、採用関連の窓口、広報など、テキスト送信が可能な場所すべてに、課長のセクハラを書き連ねた文章を送り、セクハラの通報窓口に連絡してもらえるようお願いしていたそうなんです」
怒りに任せた絨毯(じゅうたん)爆撃が功を奏して、課長のセクハラは多くの部署が知ることになったそうです。
「課長と総務部長は処分が降る前に依願退職していきました。三井さんはその後に復帰し、今も元気に働いてくれています」
従来であれば闇に葬られていたであろう悪事も、今の時代どこから露呈するのか分かりません。これからもネットやSNSが声なき弱者の救済に役立つことを祈ります。
<TEXT/和泉太郎 イラスト/野田せいぞ>
特集[令和のスカッとした話]