努力が報われない人に共通する「2つの不都合なファクト」
こんにちは、Shinです。元戦略コンサルタントで、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定などに取り組んでいます。今日のテーマは「“努力が報われない人”を救う方法は本当にないのか?」です。
努力が報われない人に伝えたい「不都合なファクト」
いろいろな変数や「状況による」をそぎ落とすと、結果を出すために必要なのは「正しいベクトルで」「きちんと行動する」という2つのことだけです。
みんな大好きTOEICでも、受験勉強でも何でもいいですが、各領域(リスニング、リーディングなど)に分け、自分のタイプに合ったスコアが上がりやすい勉強法を確立し、その勉強法に沿って考えながら量をこなしていけば点数は上がります。
もしまったく上がらない場合は、その勉強法が間違っているか、学習量や改善が足りていないか、もしくはその両方かです。話はとてもシンプルに思えるのですが、残念ながらいくつか「不都合なファクト」が存在します。今回は、それを2つ紹介します。
その1:方向性が間違っていても自分では気づけない
どんな人も、「自分が正しい」と思いながら行動をしています。もちろん、「自信ないな」「間違ってるかもしれないな」と感じるケースもありますが、基本的にはそんなことは思いません。
そのため、「もしかしたらこの方向違うかも?」「先駆者に話を聞いたり教えてもらおう!」と思うことすらなく、間違った方向に猪突猛進してしまうケースは枚挙にいとまがありません。その場合、何か月も何年も、結果が出ないにもかかわらず労力やお金や時間を浪費することになります。
「あれ、もしかしてやり方間違ってる?」と思ったときには手遅れになっていることも……。
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