マッチングアプリはいまや多種多様です。本気で結婚相手を探すものから、友達探しのアプリ、不倫相手を探すためのアプリまで……。

※イメージです（以下、同じ）

　今回は、とある女性が「年下男性×年上女性」のアプリ上でのマッチングで遭遇したエピソードを紹介します。

落ち着いた年上女性を探して男子大学生がマッチング

　今回話を聞いた奈々さん（仮名・33歳）がマッチしたのは、都内の某有名大学1年の男性・充さん（仮名・20歳）。彼はわざわざ課金して、年上女性である奈々さんにメッセージを送り、アプローチしてきたそうです。自分に強い興味があるだろうと思った奈々さんは、充さんと真剣にやり取りすることにしたそうです。

「彼は大学で政治学を専攻。『政治学科にいる女の子はそうでもないけど、商学部や社会科学部の女の子はキラキラしていて怖い』との印象を持っているそうで、年上とマッチできるアプリにお金を払ってまで、落ち着いた女性を探していました」

　どんな女性が好みなのかを奈々さんが聞くと、充さんは「会いたい」とメッセージを送ってきます。奈々さんが「まだやりとり初日だし、早いんじゃない？」と返事をすると、どうやら女性慣れしていないのか、「そうですよね」とすんなり引き下がります。

「体の関係を…」必死なメッセージに引いてしまう

　やりとりを続けるうちに、出身高校の自慢をしてきた充さん。どうやら超進学校の男子校出身ゆえ、女性との関わりがまったくなく、現在もまったく女性慣れしていないことがコンプレックスだとか。

　その後も「（奈々さんに）会いたい」「最初から肉体関係をもちたい」という内容の追加メッセージが届きます。

マッチングアプリ上での奈々さんと充さんのやりとり（提供：奈々さん）

「あまりにも必死なので、引いてしまい、『最初から肌を重ねたいのですか？』とそれとなく聞いたところ、『ごめんなさい、さすがに急すぎましたよね』とすぐに謝罪してきたんです。なんでも『20歳になったので早くしたい』という思いが強かったそうです」

　そこで、怖くなって拒否するかと思いきや、奈々さんはそこまで必死になる理由を彼に聞いてみたそうです。