芸能人を登場させる怪しい広告も

　有名芸能人が使用している商品は、それだけ信頼度も高まりますよね。しかし、実際には商品とまったく関係がなかったというケースもあります。

　2019年1月22日に放送されたNHK『クローズアップ現代＋』では、マツコ・デラックスさんが番組内で商品を紹介したとされるフェイク広告を紹介。取材によると、その広告に使用されていた画像は、テレビ局にもタレントにも無断で使用されていたことが判明しました。

　また『マツコ会議』の公式サイトでも、番組で紹介されたと偽った商品の広告が、インターネット上に広がっていると注意喚起を掲載しています。

　有名芸能人や番組で商品が紹介されたことを強くアピールしている広告は、本当にそうなのか、しっかり考えることが大切です。JAO（日本アフィリエイト協議会）が芸能人を利用した広告について調査した結果によると、130件中約100件がタレントとまったく関係のないものでした。

　このようにタレントと無関係の商品も多いため、タレントの知名度だけで商品を信頼するのは避けましょう。

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　劇的な効果を表現していたり、有名芸能人の紹介を強くアピールしたりする広告を、そのまま信用するのは避けましょう。他の口コミサイトや商品の内容をしっかり確認することが重要です。

＜TEXT／薬機法ライター　松田時子＞