バイト女性からLINE“誤送信”が連発。「まさに策士」と脱帽した、その意図
一度に複数人とLINEをしていると、他の人に送るはずだった内容を間違えて別の人に送ってしまったという経験をしたことがある方もいるでしょう。今回は、そんな「誤送信」にまつわる可愛らしいエピソードをご紹介します。
職場のアルバイトに女子大生
大学時代からアルバイトをしていた飲食店に誘われ、そのまま社員として就職した妹尾祐大さん(仮名・当時24歳)。入社後はアルバイトをしていた店舗とは別の店に、店長の補佐的な枠割として配属され、店舗運営に奮闘していました。そんなときにアルバイトとして入ってきたのが当時大学2年生のTさんという女性だったのです。
「基本的にアルバイトの方のシフトは僕が取りまとめていて、その際にLINEでやり取りをするので入社してきた人全員と社用スマホでLINEを交換していました。Tさんは飲食店未経験にも関わらずとてもしっかりと仕事をこなしてくれましたし、ぼくにもよく話しかけてるのでとても良い印象でしたね」
社用スマホなので、基本的にはLINEでアルバイトスタッフとプライベートな話をしないようにしていましたが、やはり妹尾さんはアルバイトスタッフと歳が近いこともあり、何かと相談されることもあったといいます。
連続の誤送信「講義一緒に行こう」
女子大生Tさんは働き始めてから3か月ほどでアルバイトとして任せられるほぼすべての仕事をマスターし、妹尾さんからの信頼もかなり高くなっていました。しかしその一方で、しばしば妹尾さんに、あるLINEを送ってくるようになっていたのです。
「本当に仕事ではしっかりしていて、先輩バイトよりも仕事ができるのでついつい頼りがちになっていました。でも、そんな彼女がよく僕に間違えてLINEを送ってくるようになったんです。そのときはプライベートだとちょっと抜けている部分があるのかな、可愛らしいななんて思っていました」
Tさんは「明日のランチ〇〇にしない?」「講義一緒に行こう」など、友人宛てと思われるLINEを何度も妹尾さんに間違えて送ってきたのです。そのたびに妹尾さんは間違っていることを返信し、Tさんが謝罪するという機会が増えていきました。