コンビニ&スーパーの「独自カップヌードル」9種を食べ比べ。セブン、イオンetc.
3:本家とは似て非なるもの。本格ラーメンに近づけたファミマ
続いてはファミリーマートで販売されている「淡麗鶏中華そば」(税込・149円)。お湯を注いだ後、後がけする「鶏油」があったりと、セブン、ローソンのインスパイアとはまた違う、ファミマ独自の解釈を感じさせます。
……と思ったのですが、蓋を開け、お湯を注いでビックリ。容器こそカップヌードルのそれに近いものですが、味そは本格的な中華そばに近づけたかのようで、まずスープの鶏だしのパンチが本家と全く違います。さらに、本家の強い特徴のひとつ・平らな縮れ麺に対し、こちらは香辛料を含んだストレート麺。
カップヌードルを期待して口にすると、良い意味で期待を裏切られます。好き・嫌いは分かれそうな気もしますが、筆者的にはこれはこれでアリな一杯でした。
4:トップ・バリュは、本家をインスパイアしつつ攻めの姿勢
続いて、ミニストップやイオンなど展開されているブランド、トップ・バリュから「NOODLE しょうゆ」(税込・95円)をいただきます。どことなく攻めてるようにも思えるパッケージが印象的ですが、果たして味はどうでしょうか。
具材は本家よりも多めであり、またスープの見た目も油ギッシュでボリューム感あふれる一杯です。しかし、すすってみるとくどくない代わり、どことなくスパイシーな口当たり。このスパイシーさで好き・嫌いは分かれるかもしれませんが、そもそもカップ麺を食べたい場合、「あっさりしたものが食べたい」という人はいないはずなので、好む人は多くいそうに思いました。