コンビニ&スーパーの「独自カップヌードル」9種を食べ比べ。セブン、イオンetc.
ラーメンの世界では「二郎インスパイア系」「大勝軒インスパイア系」と、先駆の名店に敬意を表しつつ独自研究や解釈により、新しい味に転じるケースがよくあります。このインスパイア、実はカップラーメンの世界でもよくあるもので、特に最近多いのが各社から発売される「カップヌードルインスパイア系」とも言うべき、ヌードル群です。
いずれも本家とよく似たカップ式容器を採用しています。商品によって麺、スープ、具材などを本家に近づけているものもあれば、独自解釈で新たな味に昇華させているものも。今年2021年はカップヌードルの誕生50周年。このアニバーサリーを勝手に祝うべく、本家の申し子とも言うべき「カップヌードルインスパイア系」を9つ試食し、レビューします。
1:セブンの矜恃を感じる超インスパイア系
まず最初は、コンビニ系から。セブン-イレブンで販売されている「セブンプレミアム たっぷり具材の醤油」(税込・138円)。本家へのリスペクトを強く感じるものでエビや、いわゆる「謎肉」といった具材も踏襲しています。
ただし、本家よりも醤油の口当たりが強め。口に含んだ後半からチキン、ポークの強いパンチを感じさせてくれます。はっきり言ってうまい。
この点、高品質のプライベートブランドを数多く展開するセブンならでは「本家にだって負けないぞ!」というストイックな精神をも感じさせ好感を抱きました。
2:インバウンド意識(?)の洋風感があるローソン
続いて試食したのがローソンで販売されている「しょうゆラーメン 鶏と魚介の旨だしスープ」(税込・129円)。新型コロナさえなければ多かったであろうインバウンドを意識してか、サブタイトルに「Cup Ramen Soy Sauce Flavor」とあり、外国人の方にもわかりやすく表示されています。
他のカップヌードルインスパイア系に比べ具材は少なめであるものの、本家よりも細い麺、鶏と魚介を使ったスープを採用し、どことなく洋風にも感じさせる独特の味です。やはり本家を知らない外国人顧客を意識しているかのようで、「うちは他とは違いまっせ」という強いアイデンティティを感じさせる味でした。