「FXは大学時代から」30歳セミリタイア組が語る“月20万・お金に縛られない生活”
日経平均株価が一時は3万円を超え、バブル期以来約30年ぶりの高値圏で推移中。投資ブームが過熱する今こそ、“将来不安”を解消するベストタイミングだ。
目指すは、投資で資産を築き、運用益で生活する「FIRE」。資産7000万円を達成すれば、アーリーリタイヤも夢ではない!
月20万円の配当があれば縛られない生活ができる
「Finacial Independence(経済的自立)」と「Retire Early(早期退職)」の頭文字を取り、組織やお金に縛られない自由な生き方を目指すFIRE。日本の先駆者である穂高唯希氏(@freetonsha)は、「支出の最適化」と「収入の8割を投資」というルールに徹し、30歳でアーリー・リタイアを実現させた。
「米国の高配当株・連続増配株を中心に保有銘柄を買い増し、株式投資9年目で金融資産が7000万円。配当収入が月平均20万円を超えたのを機に、早期退職して地方への移住を決断しました」
贅沢を知り、マネーゲームから脱出
FIRE後も投資を続けた結果、資産は1億円超。配当や文筆業の収入など、生活費以上の収入を手にしている。収入が増え続ければ、散財しそうだが。
「大学生の頃にFXの調子が良かったので、高級ブランド品を購入したり、のちに都内の良いマンションに住んだり、自分なりの贅沢を経験しました。正直、『こういう感じか』と、執着心は湧きませんでした。だから、FIRE達成後も何かを諦めた・捨てたという感覚はなかったんです。
それにマネーゲームから脱出するには種銭は必要ですが、永遠に続けられるゲームだから見切りをつけないと。時間のほうが大切ですから」
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