同棲2日前に彼女の浮気が発覚!それでも「家賃13万円」を1人で払い続けるわけ
同棲開始2日前、まさかの浮気発覚!
「鍵は彼女に渡していたので、すでに新居に住んでいる彼女に、今夜泊まるということを電話で伝えたんです。すると、彼女は『え、今から? ちょっと今、友達が来てて……』って妙に慌てていました。新居にもう友達を呼んでいることに少し驚きましたが、電車もないし、『友達もそのまま泊めていいよ』と言いました。
そしたら、彼女はさらに慌てて『今、帰ってもらうから』と言い出したんです。僕はもう家の近くに来ていたんですが、何か怪しいと思って、カマをかけて『家に着くまでもう少し時間かかるからゆっくり準備してもらって』と伝えて、新居の前で少し待ってみることにしたんです」
新居のマンションの1階で、自分の部屋階から降りてくる人影を確認。そこには朝倉さんが読んだ通り、男性の姿があったのです。
「その男と入れ違うように部屋に戻ると、彼女はめちゃくちゃ焦っていました。すぐに、『そこで男とすれ違ったよ』と言うと、彼女は観念したようで浮気をしていたことを認めました。彼女が言うには、僕が引っ越してくるまで1人暮らしが楽しくて、仲のよい男友達をつい泊めてしまったとのこと。僕が引っ越す前に処分しようと思ったのか、部屋には男ものの靴下や歯ブラシまであってドン引きしましたね」
1人で13万円の家賃を払い続けるハメに
彼女は平謝りしますが、朝倉さんは許すことができず、結局2人は別れることになりました。
「もちろん同棲も解消したかったので、彼女に『ここに住み続けるの?』と聞いたら、『家賃が高いからムリ!』と言われました。結局、彼女には実家に戻ってもらうことになり、僕は今も1人で13万円の家賃を払ってこの家に住んでいます……。浮気相手の跡が今も残る家に住むのは正直苦痛以外の何物でもないですが、2年契約であることと、コロナで引っ越しもしにくい状態なので仕方ありません」
せめてもの救いとして、「もう少し広めの家賃の高い物件にしなくて本当によかった」と話す朝倉さん。楽しいはずの新生活がまさかの残念な結果に。もし、コロナがなくて予定通りに引っ越していたら、彼女も浮気することはなかった…かどうかは、何とも言えないところですね。
<取材・文/結城 イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>