『少年ジャンプ』の値段が4100円に。月5万稼げる「海外アニメヲタク」向け転売
新型コロナウイルスは給与までも蝕み、在宅勤務導入により「残業代」が消えた家庭も……。収入の補塡は必須だが、外出は自粛したいところ。そこでステイホームを維持しながら稼げる最新の副収入をリサーチ&実践した。
海外“アニメヲタク”の要望に応える
巣ごもり需要で買い物代行サービスが伸びている。2019年2月に誕生した「Otsukai(オツカイ)」は、海外のヲタクカルチャー専門として副業界隈で稼げる!と話題だ。
「例えば海外ユーザーの『鬼滅の刃のぬいぐるみが欲しい!』というリクエストに『送料込み60ドルで送るよ!』と提案するサービスです。採用されたら相手が指定した住所に発送するか、Otsukaiの倉庫に送ることで一件440円プラス送料で発送代行もしてくれます。送料は商品の大きさや重さによって違いますが、キーホルダー程度ならアジアで530円、アメリカ・ヨーロッパで550円、南米で570円ほどです」
そう語るのは、同サービスで月5万円を稼ぐ西村翔さん(仮名・39歳)。商品の仕入れはメルカリ中心というから驚きだ。
「レア商品ならば日本の相場にプラス1万円でも成立します。この前は少女漫画『NANA』が人気ブランド『ヴィヴィアン・ウエストウッド』とコラボしたライターを2万円で仕入れ、4万円で成立。アメリカまでの送料1235円や手数料を引いても、1万7000円ほどの利益になりました。訪日できない今がチャンスです」
メルカリで仕入れた少年ジャンプが…
早速記者も挑戦したが、英語のリクエストを読むのに苦労した。また、実績を残すライバルに負け続け、1週間たってもまったく成立せず……。
そこで、同サイトに2020年11月に追加された出品機能を試した。海外でも人気の高い漫画「ハイキュー!!」最終回が掲載された『週刊少年ジャンプ』を、メルカリにて500円で仕入れて出品。すると翌日にはアメリカ在住ユーザーと送料込み4100円で成立!
送料を含めた手数料2525円を引かれ、利益は1675円だった。英語力、アニメカルチャーに強い人ほど有利で、月3万円以上稼ぐのも夢ではない!