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約半数が「暇人化」するテレワーカーの残念な実態。デイトレ、転職活動etc.

ビジネス

マッチングアプリに励む人も

テレワーク暇人

 営業職なら、ほぼ丸1日自由ということも。

「ノルマさえ達成できていれば自由で、寝てばかりいます。始業の5分前ギリギリまで寝て、その後はウソの仕事スケジュールを報告。届いていたメールに返信したら10時には暇になるので、そこからまた睡眠。暇な日の実労働時間は1時間半です。一度、取引先に訪問していると報告した時間に寝ていて、上司から電話がかかってきたときは焦りましたね。『外出しているのに静かだな?』と指摘され、イヤフォンのノイズキャンセリング機能のせいにしてごまかしました」(男性・37歳・営業)

 まとまった空き時間がなくてもスキマ時間を活用する人もいる。

「2~3時間ごとにマッチングアプリをチェック。出社中はメッセージの返信なんかできませんが、今は即レスです。『テレワーク中?』なんてメッセージが来ると親近感も湧いて盛り上がりますね。『お互い仕事の連絡が来るまで電話しよ』って、30分くらい電話したこともありました」(女性・30歳・メーカー事務)

テレワークを利用して英語学習

 趣味や睡眠などに費やすほか、新しいことを始めて時間を有効活用する人もいるようだ

「妻に任せっきりだった家事にチャレンジ。おかげで夫婦関係も良好になりました」(男性・44歳・印刷営業)

「アプリを使って英語学習を始めました。朝10時からのミーティングさえ出れば、スケジュール次第で外に出てもバレないので、天気のいい日は近くの公園のベンチなどでやることもありますね。1日2時間半が目標です。多いです? それくらい時間が余ってるんで」(男性・32歳・IT営業)

テレワーク暇人

英語学習アプリの学習記録。「空いた時間を有効活用」(男性・32歳・IT営業)

「オンライン株式投資スクールを受講し、毎日3時間、2か月くらい集中して勉強しました。デイトレで資産が倍増し大満足です」(男性・31歳・貿易営業)

「テレワークを利用してダイエットに励み、半年でマイナス8㎏を達成。フィットネスバイクとフォームローラーを買って家トレし、自炊で手の込んだローカロリーの食事を作って、ダイエットが捗りました」(女性・29歳・出版営業)

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