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彼女と参加した合コンで「学歴マウンティング」をする女性がいて…

コラム

 すでに恋人がいる人でも、頭数要員として合コンに参加せざるを得ないときがあります。なかには「誰かいい人いない?」と頼まれ、幹事として合コンをセッティングする人もいるはずです。

合コン

画像はイメージです(以下同じ)

 鉄道会社に勤める中村聡太さん(仮名・29歳)も今から5年前、当時交際していた彼女に頼まれて合コンの幹事をすることに。お店を予約し、恋人がいなかった友人たちに声をかけたといいます。

彼女に頼まれ、合コンをセッティング

「参加者は男女4人ずつで、幹事役の私と彼女を除けば実質3対3。私のほうは小中学校のころからよくつるんでいた地元のツレで、彼女のほうは職場の仲のいい同僚グループでした」

 最初は和気あいあいとした雰囲気でしたが、たまたま互いの学生時代のことを話していたとき、女性陣の一人が自分の向かいに座っていたKさんという男性に出身大学を尋ねます。ですが、Kさんの最終学歴は高卒でした。

「すると、この女性がKの学歴を小馬鹿にするような言動を繰り返してきたんです。でも、Kは高校卒業後、大工になるために工務店に就職し、この合コンの時点ではキャリア8年目。どの参加者よりも早く社会に出て、若いながら腕利きと評判の職人だったし、現場では自分より年下のスタッフを束ねる管理職的な立場でした。

 私やほかの友人たちがそう説明したのですが、それでも『高校しか出てないと大変ですよね』や『反社会的勢力の方とお付き合いとかないですよね?』などと見下したり、偏見に満ちた発言をし続けたんです

学歴マウンティングを仕掛ける女性

合コン

 Kさんは若いころは少しヤンチャな時期もあったそうですが、すでに立派な社会人。見た目もオラオラ系のようなイカツイ雰囲気ではなく、普通の会社員のような恰好でした。何度も悪絡みしてくる女性にもキレることなく笑顔で受け流していたとか。

「あいつは『俺は大丈夫だから』って目くばせしてきたけど、私が限界でした。その女性に対して、『さすがにちょっと言い過ぎじゃないですか』と口にしてしまったんです

 すると相手はアルコールで少し酔いが回っていたのか、今度は中村さんに向かって「何であなたに怒られなきゃなんないの? ホント、信じられない!」と逆ギレ。しばらく悪態をついた後、「帰る」と女性陣に声をかけてそのまま店を出てしまったそうです。

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