日本が世界に誇るカルチャー、漫画。子供の頃はよく読んでいたという人も、社会に出てからは忙しくて手に取る時間がなくなっているかもしれません。しかし、世間ではアニメ化やドラマ化、実写映画化されたような名作、人気作から知る人ぞ知るような隠れた名作まで日々、優れた漫画が生まれてきています。

白石みゆさん

　美人モデルが「私の人生を変えた漫画」を紹介していくウェブサイト「美女マンガ」より、とっておきの作品を紹介。今回は、ナレーターとして活躍中・白石みゆさんのおすすめの一冊です！

『神風怪盗ジャンヌ』ってどんな作品？

　新体操部所属の日下部まろんは一見フツーの女子高生。でも実は世間を騒がす「怪盗・ジャンヌ」だった……!?

　準天使のフィン・フィッシュとともに、神の力で美術品に憑依する悪魔たちを退治し、封印していったジャンヌ。そうとは知らぬ警察や親友に追われながら使命を全うしていたが、彼女の前に謎の少年・名古屋稚空が転入。

　そして時を同じくしてジャンヌの前に「怪盗シンドバッド」が現れ、敵対することに。しかし、彼女は自分の知らない恐ろしい真実、そして過酷な運命に晒されるのだった……。

実は、恋愛ラブストーリー!?

――この本はどういうストーリー……？

白石みゆ（以下、白石）：一見、普通の高校生の主人公、日下部まろん。ですが、実は巷を騒がす怪盗ジャンヌの正体・そしてジャンヌ・ダルクの生まれ変わりなんです。準天使フィン・フィッシュに導かれながら、“神の娘”として美術品に憑依した悪魔を回収し、失われつつある神の力を取り戻していくというストーリーです！

――特にどんなシーンに惹かれました？

白石：作者の種村有菜さんの描く絵がとっても好きでした。目が大きくて可愛い！ 周りの同年代の子でもファンが多い漫画家さんです。恋愛物語なのですが、主人公のまろんの恋はもちろん、まろんと行動を共にする準天使フィンにも切ない恋物語があるので必見です。

大人になった今でも心を奪われる

――気になるキャラクターはいますか？

白石：主人公のまろんですね。徐々に過酷な運命に晒されていってしまいます。どうなっていくのか……と読み進めてしまいます。また、準天使のフィンも気になる存在です。まろんと共に行動しますが、ちょっと影を感じるところもあって……。

――『神風怪盗ジャンヌ』、どういうところに注目して欲しいですか？

白石：マンガならではの奇跡的な境遇であるにも関わらず、主人公や周りの登場人物の勝気な性格の裏に垣間見える“弱い部分”や、ふとした切ない表情に、大人になった今でも心を奪われます。

――どんな人にオススメしたいですか？

白石：キュンキュンしたい女の子みんなに！ あと、昔読んだ感覚とはまた違った発見もありました。ぜひ、もう読んだ方も、ぜひ2回目、3回目と改めて読んでほしいです！

＜TEXT／「美女マンガ」編集部　撮影／吉野孝行（@takayukiyoshino）＞

【モデルプロフィール】
・名前：白石 みゆ
・生年月日：7月28日
・出身：東京都
・職業：MC／ナレーター
・趣味：飼い猫と遊ぶこと、ヨガ、旅行
・他に好きなマンガ：NANA
・Instagram：@myumyu_SS