コロナ禍で「美容外科」に通う男性が増加。その背景を医師に聞いた
過去5年で24倍に増えた施術とは
「また、当院ではメスや針を使わずリフトアップする『HIFU』という施術を受ける男性が昨年で約3600人と、5年前に比べ24倍に増えました。1回では大幅に変わらないところも、リモート下で人に会うことが減った今に合っているのかもしれません」(西川氏)
もちろん過去5年間の推移のため、本当にコロナの影響かどうかは判断できないが、時節柄、何かしらの影響はあるのかもしれない。また、マイナス5歳肌を目指すことは見た目以外にも効果が。
「医療の世界では、『皮膚は臓器』という考え方があり、肌が不健康だといろんなトラブルを抱えやすくなる。肌の劣化は見た目だけの問題でなく、実は健康にも大きく作用するのです」(稲見氏)
たかが肌とあなどるなかれ。肌を美しく清潔に保つことは、人生を変えることにも繫がるのだ。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
【西川礼華】
湘南美容クリニック美容皮膚科医。横浜市立大学医学部、ウイーン医科大学皮膚科学教室を経て現職。若返り治療を得意とし、テレビ出演も多数のカリスマ美容ドクター
【稲見文彦】
2014年に開院した業界初の男性専門総合美容クリニック「ゴリラクリニック」総院長。メディアへの出演も多く、男性の悩みに関する情報発信を積極的に展開している
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