「高卒だと大変だろ?」LINEで学歴マウントする友人が超絶めんどくさい
学力の高い学校に通っていたから偉い、大きな会社に就職したからすごい。もちろんそれも誇るべきことですが、それだけが偉くて、すごいわけではありません。しかし、中にはそこに強いこだわりを持っている人もいるようで……。今回は、友人に学歴マウントをされた男性のエピソードをご紹介します。
就職後に友人たちと久々の再会
高校卒業後に地元の電気工事会社に就職してもうすぐ10年の青島瑛太さん(仮名・当時27歳)。家庭の事情で大学に行くことができませんでしたが、会社では良い上司や同僚に恵まれ、さらに資格取得のサポートなどがあったおかげで今では責任者を任されていました。
「社長が地元の若者を技術者として育てたいと、18歳の何もわからない僕を事務職として採用してくれたんです。そこから経験を積んで、資格も取らせてもらって、そのおかげで高校卒業してから、金銭面も、仕事面も不自由なく生活できています。本当に会社や上司たちに感謝しています」
能力や人柄を評価された青島さんは、社内でも責任者のポジションに出世。給与もぐんと上がり、大卒の社員と同等もしくはそれ以上をもらえるようになったそうです。そんな青島さんは、ある年、年末恒例となっていた高校時代の友人が集まる飲み会に参加しました。
友人たちの多くは地元を離れており、その飲み会に参加していたのは帰省してきた友人ばかり。年に1度しか合わない友人もいて、話題は尽きることなく飲み会は楽しく進行していました。しかし、途中から参加したFさんのせいで、飲み会の雰囲気は一気に良くない方向へ……。
大手メーカーに就職したという友人
高校時代から頭が良く何でも卒なくこなすタイプだったFさん。高校卒業後は東京の大学に進学、そして、東京の大手食品メーカーに就職したというのです。
「これまでも高校時代の友人たちと飲むことはありましたが、Fくんが参加したのは初めてでした。だから僕が高卒で就職したことも初耳のようで、Fくんが東京で頑張っていることも僕は初めて知りました」
Fさんは大手企業に就職したことを自慢げに話し、さらに高卒で就職した青島さんをバカにするような発言を繰り返しました。周囲がそれとなくFさんを止めたものの、青島さんは空気を悪くしたくないと思い、笑ってその場をやり過ごしたのです。