楽天モバイル「0円からプラン」驚がくの中身。賢く使いこなす方法も
金額面では圧倒的にお得だが…
これらのプランと楽天モバイルの新プランを比べると、金額面では楽天が圧倒的にお得だ。ただし、現状で楽天モバイルが使えるエリアは限られているため、他社と同じ感覚で使えると思わないほうがよいだろう。
サービスエリアマップのうち、楽天モバイルが使えるのは濃いピンク色の部分のみ。薄いピンク色のエリアでは、パートナー回線であるauの回線に接続されるが、その場合のデータ容量上限は月5GBとなる。
さらに東京都内では、3月末にパートナー回線の提供終了が予定されている。都内の市街地ではほぼ使えるとはいえ、つながりやすさの面でも少々不安だ。
楽天プランの現実的な使い方は「併用」
先述の状況を考えると、現段階で手持ちの携帯電話回線を楽天モバイル1本にしてしまうのは避けたほうがよいだろう。とはいえ、せっかくの安いプランなのだから、どうにか恩恵にあずかりたいところ。
そこでひとつの選択となるのが、通話などで使うメイン回線を別に確保したうえで、楽天モバイルを「データ通信専用の回線」として使う方法だ。たとえば、UQモバイルの3GB・1480円の「くりこしプランS」と楽天モバイルを併用し、楽天のデータ通信を20GB以上使った場合を考えてみよう。
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UQモバイル 1480円
楽天モバイル 2980円
合計 4460円
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容量無制限で使えることを考えると、この金額はかなりお得だといえる。docomoやau、ソフトバンクの大容量プランは6550〜6650円なので、約2000円の節約になる。