深川麻衣、人生を決めた25歳の決断「女優への興味が膨れ上がった」
子どもの頃はよく木から落ちていた(笑)
――お子さんの頃は、どんなタイプでしたか?
深川:よく木から落ちていました。友達と遊んでいたときに、結構高い木の上のほうまで上っていたら、枝がポキっと折れて下にバン!って落ちたんです。パニックになって「息ができない!」って言ったら、友達が冷静に「それ、息してるよ」って。今でもよく覚えています(笑)。
学校の帽子に木の実を入れて、食べながら帰ったりしていて、ほんと野生児。傷の絶えない子ども時代でした。
――成長して東京に出て来たわけですが、その前に、服飾専門学校を出ているんですね。
深川:2年制の専門学校を卒業しました。今のお仕事を始めたのは二十歳からなので、決して早くはないんです。服飾の知識は直接、今に繋がってはいないんですが、アルバイトもたくさんして経験を積めたと思います。
アルバイト時代は接客業を
――ちなみに当時、アルバイトはどんなことを?
深川:専門学校のときは、居酒屋さんと焼肉屋さんでアルバイトしていました。もともと接客が好きで、アルバイトを探すときも、接客を選んでいました。お客さんと話したり、触れ合ったりするのがすごく好きで、楽しかったです。忙しくて慌てるときもありましたが、それも含めて楽しかったですね。
――「bizSPA!フレッシュ」の読者は20代半ばが多いのですが、深川さんはちょうど25歳の頃に人生の転換期を迎えていますよね。
深川:二十歳でこのお仕事を始めてからの5年間、乃木坂46でいろいろなことを経験させていただきました。だからこそ、自分のやりたいことが明確になっていきました。MVの撮影があったり、CDの特典で個人PVを撮ったり、そうした経験をするなかで、映像のお仕事やお芝居について、もっと勉強していきたいという気持ちが強くなっていったんです。
映像が作られていく過程がすごく楽しくて、グループに入って2~3年くらいから、お芝居への興味がどんどん膨れ上がっていきました。そしてその気持ちが固まって、「お芝居をやっていきたい!」と自分のなかで確信が持てたのが25歳のタイミングでした。