エレベーターで待ち伏せされた28歳OL「知らない男が偶然を装って…」
いくつもテナントが入ったビルで働いていると、他社の人とエレベーターなどですれ違うこともあるはず。名前を知らなくても、何となく「あの人よく見るな」なんてことはあるんじゃないでしょうか。丸山ゆきなさん(仮名・28歳)は、まさに同じビルで働く男性との距離感に悩んだ経験がありました。
知らない男性に職場で挨拶された
丸山さんには出社時によく相乗りする男性がいました。いつも先にエレベーターを降りるので「他社の人だろうな」程度の認識だったんだとか。
「毎日じゃないけど、週2、3日は見かけてました。特にそれ以上、何の感情もなかったんですが、ある日、いきなり『おはようございます!』って言われたんです。たまたま私と彼しかエレベーターにいなかったこともあり、仕方なく反応したんです」
ただ挨拶を返しただけのつもりが、これを機にややこしい事態に陥ってしまいます。
次は最寄り駅で遭遇するように
「会うたびに毎回挨拶されるようになったんです。それは悪いことじゃないんですけど…」
その男性は気を良くしてしまったのか、だんだん挨拶だけではなくなってきたといいます。
「名前、会社名、年齢、住んでいる街と、会うたびに個人情報を1個聞いてくるんです。スルーしたら私が自意識過剰みたいだし、渋々反応していたんですが……」
いや、自意識過剰じゃなくて、そんなの教えちゃヤバいでしょう! 案の定と言うべきか、住んでいる街を教えた翌日から最寄り駅でバッタリ会うようになってしまったそうです。ちょっと怖いですね……。