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20代社員、社外秘書類を紛失!発見者に「意外なモノ」を請求されてしまう

コラム

意外な要求額に違う意味で衝撃

「50万……もしかしたら500万円かもしれないと思いました。会社を頼ることはできませんし、かと言って貯金もありませんでした。完全に頭の中はパニックでした」

 そうして、慌てていると、男性が口を開きました。

「男は小さい声で『5000だ……』と。心臓が止まり掛けるぐらいの衝撃を受けました。あまりの額に呆然としていたら、男が『聞こえねえのかよ。5000円だよ』と言うんです。てっきり『5000万』かと思ったんですが……」

 売ろうと思えばそこそこの額になるはずのリスト。男性が提示した額にそれまでとは違う意味で衝撃を受けたそうです。

お金を要求してきた人物から再度連絡が

手

「5000円を払うのもおかしいかもしれませんが、揉めてリストの価値に気づかれたらまずいですし、見つけて渡してくれた手間賃だと考えれば安いぐらいだったので、払うことにしました

 その後、数日経った頃にまたお客様センターから連絡が。電話の相手はあの男性。連絡が欲しいと言っているとのことでした。

「もしかしたら、リストの価値に気づいて難癖をつける気なのではないかと思いました。でも、会社にバラされたりしたらまずいので、とりあえず連絡を取ることにしたんです」

 すると、こんなことを言われたそうです。

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