ドンキなら6000円?「骨伝導イヤホン」3機種のメリット・デメリットを比較
最近増えてきた骨伝導タイプのイヤホン。耳を塞がないため、周囲の音を確認できる状態で音楽を聴けることが特徴だ。タイプや価格帯の異なる3機種の骨伝導イヤホンを実際に使ってわかった選び方のポイントや、各製品のメリット・デメリットを紹介しよう。
耳をふさがずに音楽が聴ける
骨伝導イヤホンは、音の振動を骨を通じて聴覚神経に伝えるしくみのイヤホン。耳の軟骨や頬骨部分に振動ユニットが当たるように装着することで、耳穴をふさぐことなく音楽を聴いたり通話をしたりできる。
テレワーク中にインターフォンの音を聞き逃さないようにしたい、移動中に駅のアナウンスなどを確認しながら音楽やラジオを楽しみたいといった場合に適したデバイスだ。
最近は高いノイズキャンセリング性能を備えたイヤホンも人気だが、その一方で周囲の音を確認できたほうが安心感があるという人もいるだろう。後者タイプの筆者は、これまで計3機種の骨伝導イヤホンを使ってきた。
完全分離型は外出先での利用に最適
「PEACE」は、骨伝導イヤホンとしては珍しい左右が分かれた完全分離型。本体は片側約9gと軽量だ。筆者はクラウドファンディングで先行モデルを入手したが、現在は一般販売されている。
イヤーカフのように耳たぶを挟んで装着。操作ボタンなどが搭載された円筒状の部分が耳の外側になる。
バッテリーを備えたクレードルが付属し、充電はここから行う。本体のみの連続使用時間は5時間とあまり長くはないが、クレードルで追加充電しながら使えば、出先で1日もたせることが可能だ。