無印良品のレトルトカレーに驚きの進化が…東南アジア系5種を食べ比べ
② マッサマン:他にはない独特の風味が
タイ料理好きにはすっかり知られるようになったマッサマンカレーはタイ南部のムスリムの人たちの料理がルーツ。そのリッチな味わいから宮廷料理としても親しまれているカレーです。
牛肉orチキンで作られる料理なのですが、無印式マッサマン(350円)はチキンベースの濃厚スタイル。ココナッツミルクベースのカレーにはマッサマンには欠かせないピーナッツもたっぷり入っていて、他のタイカレーにはないココナッツ×ピーナッツという独特な風味が!この新鮮な香りがクセになるんですよね。
具材はメインのチキンだけでなくマッサマンの必須アイテムであるジャガイモもしっかりと加えた本格派。
にしき食品製なだけあって安定のボリューム感を楽しむことができます。ナンプラー・ハーブ類・辛さも控えめなので食べやすく、タイカレーがあまり得意でない人でも楽しめると思います。
辛さ ★★★☆☆
香り ★★★★☆
具材 ★★★☆☆
③ グリーン:超具だくさん仕様
タイカレーシリーズの一番人気は定番のグリーンカレー(350円)。レトルトとは思えない強烈な辛さに注目が集まりがちですが、無印グリーンカレーの凄いところはアジアンハーブの香りの再現度。
爽やかなレモングラスの香りが溶け込み、要のバイマックルー(こぶみかんの葉)は葉ごと入れる徹底っぷり。このフレッシュなアジアンハーブの香りがあるからこそ、強烈な辛さが活きてくるんですよね!
人気商品なので具材のこだわりもハンパなく、チキンに加え食べ応えのあるフクロダケもたっぷり投入。さらにタケノコの千切りも加えた超具だくさん仕様となっているのも嬉しすぎです。
商品投入時から人気の高い商品でしたが、かつてのグリーンカレーはオイルが浮きまくっていたり、ハーブの香りが弱かったりなど、自分はそれほど好みではなかったのですが……。久しぶりに食べてみるとその美味しさの進化にビックリ! タイカレーレトルトはヤマモリ派でしたが、今回を機に無印に乗り換えようと思っちゃいました。
辛さ ★★★★★
香り ★★★★★
具材 ★★★★☆