30歳で資産1000万円男子に、“投資嫌いな”彼女が突きつけた「結婚の条件」
ゼロ金利時代の現在は、昔のようにただ銀行にお金を預けているだけで貯金が増えるわけではありません。そうした状況も影響しているのか人々の意識も変わり、最近は20代のうちから資産運用を行っている人も多いようです。
何度も説明しても理解を得られず…
ハウジングメーカーに勤める草野晴人さん(仮名・30歳)も就職を機に投資をするようになり、運用歴はすでに8年。しかし、2年前まで交際していた元カノは「資産運用はギャンブルと同じ!」という偏った考えの持ち主で、ずっとやめるように言われていたとか。
本当は結婚も考えていましたが、人生のパートナーとしてこの価値観の違いはあまりに大きすぎたようです。
「なかには博打的なやり方をしている人もいますし、そういう側面がまったくないわけではありません。けど、私は基本的に中長期の保有で、デイトレのような短期の取引は滅多にしないし、株主優待券目当てで持っているもの多いんです」
「投資をやめること」が結婚の条件
「ほかには純金積立やバランス型ファンドのような比較的リスクの低いものに分散して投資しています。決して一発当ててやるみたいな感覚でやっていませんし、何度も説明したのですが感情的な部分で嫌っていたため、理解しようとしてくれませんでした」
この元カノとは3年間付き合っていましたが、その間も着実に資産を増やしていた草野さん。それでも彼女が結婚する条件として「投資をやめること」を頑なに譲らなかったため、自分から別れ話をしたといいます。
「資産運用について批判的な意見を持っている人も少なからずいると思うんですけど、彼女の場合はちょっと度を越しているかなって。理由を尋ねたら、子供のころに彼女を可愛がっていた叔父さんが投資に失敗して莫大な負債を抱えてしまい、一家が離散してしまったらしいんです。それで投資そのものを敵視するようになったらしくて」
投資で身を滅ぼしたケースは決して珍しくないですし、ましてやそれが身近な人であれば彼女のように嫌ったりするのも仕方ないのかもしれません。