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虚言癖がすごいショップ店員の同僚「本業はエステ店経営」の本当の姿

学び

別の職場の同僚とまさかの遭遇

カラオケマイク

 また、あくる日、珍しくA子さんに話しかけるお客さんが来店したことで、さらに衝撃的な事実が発覚します。

「彼女を見るなり、『A子だよね? ここでも働いてるの?』と声をあげたんです。A子は明らかに気まずそうな顔をして、他人のフリをしていましたが、そのお客さんは全く引かずに『昨日一緒に夜勤だったじゃん! あ、よかったら来てください!』と私達にカラオケ店の割引チケットをくれたんです

 本人はしらを切り続けていたそうですが、実は昼間はアパレル店員として働きながら、深夜はカラオケ店で副業をしていたのです。

「カラオケ店でもウソをつき続けてたらしいです。また翌週そのお客様が現れて『元モデルも、タワマン住みも、もちろんエステ店経営も全てウソ』と教えてくれました。実際は安アパートに住みながら、ヒモの彼氏を養っているそうで……

 最終的に真実がバレて気まずくなったのか、無断欠勤が続きクビになったというA子さん。本当の自分をさらけ出したほうがよっぽど楽なのに、嘘をつかずにいられないほどコンプレックスを持っていたのかもしれません。そう思うと少し気の毒ですが、懲りずにどこかでまた嘘をついているのでしょうか。

<取材・文/吉沢さりぃ イラスト/田山佳澄>

ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。近著に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)がある。『日刊SPA!』『BLOGOS』などで執筆。趣味は飲酒
Twitter:@sally_y0720

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