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在宅ワークはずるい?LINEで八つ当たりする同僚の“自業自得すぎる”末路

学び

 コロナの流行によってさまざまな会社が取り入れた在宅勤務。しかし、自宅でできない仕事に就いている人は、どうしても今までのように出勤しなければいけません。今回は、同じ職場で“出勤組”と“在宅組”に分かれた際のトラブルをご紹介します。

在宅ワーク

※イメージです

職場がコロナで在宅勤務に

 萩原裕貴さん(仮名・27歳)は都内のエンタメ会社で自社やニュースサイトに掲載する記事を執筆するライターとして働いています。そんな萩原さんの会社もコロナの流行によって在宅勤務への切り替えを行うことになったのです。

「在宅勤務といっても、全員がそうなるわけではなかったんです。僕みたいにどこでもできる仕事の人は在宅に切り替えられますが、現場でネット放送を担当したり、撮影をしたりという人たちもいたので、そういう人は出社することになりました」

 とはいえ会社の半数以上が在宅勤務になり、萩原さんと同期で入社した他部署のメンバーもほとんどが家で仕事をすることになりました。しかし、同期の中でSさんという女性は、現場仕事のため今までと変わらず出勤を続けることになったのです。

在宅だから「ずるい」と決めつけ

 萩原さんの同期は入社してからずっと仲が良く、部署がバラバラになってもグループLINEで連絡をして飲みに行くなど報告を頻繁にしていました。在宅勤務に切り替わって少しした頃、そのグループLINEにYさんからの投稿があったのです。

在宅

「そのグループにいる同期はYさん以外全員在宅勤務になっていたので、Yさんは『ずるい』と。最初は冗談っぽく流していたんですが、『自分が損している』といった内容を連投してくるようになったんです

 同期たちはYさんをなだめ、仕事上仕方ないことだと伝えるもYさんは聞く耳を持ちません。最終的には「在宅勤務の人は家で遊んでいる」と決めつけ、全員に対して敵意を剥き出しにしてくるようになってしまったのです。

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