入社1か月でクビ宣告。外資系化粧品メーカーの非情すぎる仕打ち
雇ってくれるならどこでもいい…
「自宅待機期間中は実家に帰ったりもしましたが、クビ宣告されてからは、就活を理由に逃げるように東京に戻りました。
地元にあるのは工場系の仕事だけです。大学まで出たのに地元の工場で働く自分が全く受け入れられなくて、しんどくても都内に戻ってきました。田舎は噂が広まるのも早いから、近所の人たちに会社をクビになった話が漏れ伝わっているのもイヤでした。
第二新卒の募集も、自分が思っているよりもせちがらくて。就職エージェントには『“職歴なし”の第二新卒を採るくらいなら、新卒がほしい企業も多い』と言われました。なので今は、雇ってくれるならどこでもいいと思い、業界を選ばず面接しています」
お金がいっこうに貯まらず、苦しい状況が続く益田さん。家賃を払った直後の日には空腹を押さえながら面接に向かっているそうです。
<取材・文/ミクニシオリ イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>