「スニーカー通勤」におすすめのスニーカー3選。ソックス感覚で履ける!
2:フランスのスポーツメーカーとコラボ
ざっくりとしたニット編み素材が印象的な1足。フランスのスポーツメーカーDESCENTE(デサント)と、スーツ量販店THE SUIT COMPANYのコラボによるオフィス通勤用のスニーカーです。
履き口がソックスのようなニット編みなので、繊維の質感が足を柔らかく包み込み、靴ずれの心配もありません。コストを抑えるためフェイクレザーを使用していますが、シボ感(表面のシワ模様)のお陰で、その雰囲気はビジネスシーンに耐えうる仕様に。そしてボリューム感ある白いラバーソールが、革靴とは異なる爽やかさを生み出します。
このとき、スラックスとアッパーソールの色を近づける工夫が必要かもしれません。黒いアッパーソールなので、チャコールグレーや濃紺のスラックスがよく合うはずです。
また、アッパーソールとアウトソールの間に挟まれたミッドソールにも注目してください。見た目からは分かりませんが、スポーツメーカーの見地を活かした通気性・クッション性を搭載しているのです。足元をラクにしたいビジネスマンに画期的な1足といえます。
3:軽量感と高級感を両立した逸品
革靴にスニーカーの履き心地を融合させた先駆者であるコールハーンの商品で、スニーカーの白ソールに苦手意識を持つ人におすすめしたいラグジュアリーな1足です。
黒一色ながらもストレッチニットを使用し、モダンな印象に。屈曲性のあるソールは歩く時間が多い日にも向いていそうです。価格はそれなりにしますが、機能性に加え、お値段に見合うだけの高級感もあります。
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通勤用スニーカーを選ぶとき、もっとも大事なことはジャケット・スーツスタイルの雰囲気を損なわないこと。また、同じ黒・茶靴であっても革靴とは異なるため、スニーカーならではの軽快さも演出すること。
以上を踏まえ、それぞれ異なるタイプを選んでみました。3点ともメーカーの実店舗、公式サイトで買えますので、今年の秋こそスニーカー通勤にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
<TEXT/服のコンサルタント 森井良行>