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なんとなく「地球の歩き方」買ってない?人気ガイドブッグを徹底比較

暮らし

第2位: 豊富な情報量が強み!『地球の歩き方』

地球の歩き方

『A31 地球の歩き方 ロシア 2018~2019』(ダイヤモンド・ビッグ社)

 私の大好きなガイドブックで、何度もお世話になっているのが『地球の歩き方』。アンケート結果では好きなガイドブックで2位、嫌いなガイドブックで1位という結果になりました。

 るるぶやまっぷるのような写真が多めのガイドブックを選ぶ派の方たちからことごとく悪い評価をつけられていましたが、地球の歩き方を選んだみなさんはかなりの旅行好きばかり。ツアーを使わず個人旅行を楽しむ旅行通はやはり地球の歩き方でないと物足りないようです。

 おすすめの理由はなんといっても、豊富な情報量。空港、パスポートやビザの取り方から歴史やお金、文化に至るまで様々な角度から旅行をサポートしてくれます

 情報量が多い分、文字が多くなってしまい写真が少ないのでワクワク感は少なめ。旅の初心者だと読みこなすのが難しいかもしれません。ツアー旅行であれば『地球の歩き方』は必要ありませんが個人旅行だと必携の1冊です。

『地球の歩き方』が好きだと回答した方の理由はこちらです。

「情報量の多さがガイドブックを選ぶ第一のポイントだと思いますが、その点で満足度が一番高いのは、やはり『地球の歩き方』。地図の充実も魅力で、イタリアに出張したときに、田舎の小さな街に滞在したのですが、ページ数は少ないながらも、その街での滞在には十分なほどの情報が載っていて、大変助かりました」(40代・男性)

「海外旅行に出かける際には必ず購入しています。観光案内だけではなく、旅行に関する注意点なども掲載されているので、マナーや文化の違いなどを渡航前に知ることができて便利」(30代・男性)

 2泊3日など、短期の旅行やパックツアーだと主要な観光地はガイドさんが詳しく案内してくれますし、その他のガイドブックでも情報量は十分です。『地球の歩き方』が活躍するのはやはり僻地への旅行やや長期滞在の個人旅行! ぜひ目的に合わせて手に取ってみてください。

第3位: 女子旅に大人気!『ことりっぷ』『aruco』

ことりっぷ

『ことりっぷ 海外版 メルボルン (ことりっぷ海外版)』(昭文社)

 女子旅の大人気ガイドブックといえば『ことりっぷ』『aruco』。あの独特な世界観が大好きですというファンもいれば、おしゃれすぎて自分には合わない、男性だと持ちにくいとややアンチな意見が出るような意見がわかれるタイプのガイドブックです。

『ことりっぷ』の方が知名度も人気も高いのですが、嫌いなガイドブックでも上位にランクインされていたため、『aruco』とともに同率3位とさせていただきました。

『ことりっぷ』好きな理由としては、

可愛くて持ち歩くのにもお洒落で、かさばらない大きさで使いやすい。写真が豊富で、モデルコースも複数紹介されているのがいい。また、本棚に並べても見栄えする」(20代男性)

aruco

『06 地球の歩き方 aruco ロンドン 2018~2019』(ダイヤモンド・ビッグ社)

『aruco』が好きな理由としては、

「情報量が適切で、読みやすいガイドブックです。きれいな写真やかわいいイラストが使われていて、読み物としても面白い。女性好みの内容になっていて、女性同士の旅行の時は、このガイドブックが一番役立ちます。地図が見やすいのも、お気に入りポイントです」(30代・女性)

 私は本棚の見栄えまで考えたことがありませんでした。旅行が終わっても思い出として部屋に飾っておくのもいいですね。

 個人的にはどちらも結構おすすめなので、可愛いものやオシャレなものが好きな方はぜひこの2冊も候補に入れてみてください。サイズもコンパクトで持ち歩きしやすく、情報も丁度良い具合にまとまっているので短期旅行にぴったりですよ!

 どのガイドブックもそれぞれ良いところがあり、それぞれファンを獲得していることがよく分かりました。若者や高齢者は文字の少ない『るるぶ』『まっぷる』を好む人が多かったです。

 この記事を参考に、1冊と言わずぜひ2冊、3冊とガイドブックを購入して楽しい旅の計画をより充実したものにしてみてくださいね。

<TEXT/まり>

学生時代から旅にハマり、47都道府県・海外55か国を制覇。有給休暇を使って世界を旅するリーマンパッカー。ブラジル人夫と国際結婚し1児の母。出産後にブログ「オハヨーツーリズム」を開設し、子供を連れてのクルーズ旅行や効率的なマイルの貯め方について紹介している。

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