28歳女性、副業で月10万円の売上。ネット販売のコツは“インスタ活用”
日常生活とは切り離せないものとなっているSNS。今回は、20代のビジネス面でのSNS活用例を紹介します。話を聞いた島谷洋子さん(仮名・28歳)は、普段は測量を行う設計会社で、事務をしています。本業の手取りは20万円に満たないそうですが、副業で月5万円ほど稼いでいるそうです。
アクセサリー販売で副業収入5万円
「いわゆる中小企業なので、大きな給与アップは見込めなそうです。転職も、周りは40代や50代の社員も多く、長く働けそうなところが気に入っていますしこのご時世なので、考えていません。が、副業で休日や平日の夜を使って作ったアクセサリーをネットなどで販売しています。今は月に5万円ほど、イベント出店がある月は10万円以上稼いでいます」
洋子さんは、高校時代は美術部に所属し、絵を描いたり、デザインをするのが得意でした。
「趣味で作り始めたイヤリングなどのアクセサリーを、Instagramに載せていて、それを見た部活時代の友人が声をかけてくれて、知り合いのカフェや花屋さんにアクセサリーを置いてもらえることになったんです。どのくらい売れるかわからなかったので、最初はほぼ原価で販売していたのですが、今は原価の3倍くらいで販売しています」
ネットショップのサービスを利用して売っているそうですが、どのような商品を販売しているのでしょうか?
リピーターをネットに誘導することに成功
「ピアスやイヤリング、ネックレス、ブレスレットなどアクセサリー中心です。花モチーフのピアスやイヤリングは人気ありましたね。お客さんのオーダーに合わせて、ピアス部分を樹脂に変えたり、チタンに変えたりとセミオーダーできるようにしています。同じデザインでも、ピアスとイヤリングを両方対応できるのは、手作りならではだと思います」
今は、フリマなどの対面販売よりは、ネットからの購入が多いといいます。どのようにSNSを活用して、販路を増やしていったのでしょうか。