Amazonアウトレットで何でも安く買う裏技。業務スーパーよりも安い
食品・飲料品は賞味期限に注意
Amazonアウトレットでは、普段は割高な食品・飲料品もディスカウントされている。こちらは返品歴や、外装の傷などはないことが多い。
ではどういった商品がアウトレットに並んでいるのかというと、倉庫に長く保管され、賞味期限が迫ったものだ。したがって長期保存には向かないが、届いたそばから消費していくスタイルならば、これはお買い得である。
ただしAmazonでの食品・飲料品は、「箱買い」を前提とした分量で売られている。1食あたりの単価が安いからと安易にカップ麺を頼むと、しばらくは麺暮らしになるだろう。想像力を働かせて活用したい。
なお、コンビニやスーパーで問題になっているのと同様に、Amazonでも賞味期限が過ぎた商品は廃棄されてしまう。アウトレットを賢く使えば「フードロス」の抑制にも貢献でき、エコロジーとなる。
アウトレットの本当の“目玉”は
Amazonアウトレットのトップページでも筆頭に掲げられている商品ジャンルが、「本・雑誌」である。実はこれが、アウトレットの最大の目玉だ。さて、書籍の安売りというのはふつう、古本以外ではあり得ない。
書籍・雑誌・新聞には、ほとんどの場合「再販価格維持制度」が設定されており、本を勝手に安売りすることができない契約になっているからだ。
そのかわり書店は、売れ残った本を出版社に“返本”することができる(これを「委託販売制」という)。商慣習としては特殊だが、書店・出版社の儲けの程度を一定に保ち、多様な出版文化を守るための仕組みだ。
しかしAmazonでは、「新品同様」の古書を扱っていることがある。ここではこの事実について、すこしだけ考えてみたい。