コロナ太りやコロナ破局……。仕事もプライベートも少しずつ日常に戻りつつあるなかで、コロナにともなう自粛の悪影響が少しずつ明らかになりつつあります。ただ、結果を出し続ける人は、どんな状況でも打開策を見つけることが多いようです。

※イメージです

　一度もリアルでは対面せずに彼女をゲットし、「コロナのおかげで彼女と出会えて交際できた」と言う柳田龍也さん（仮名・24歳）の「コロナ交際」について聞きました。

新型コロナで行き着けのバーが休業に

　マーケティング会社の営業として働く柳田さんは、友人から「チャラ男」と呼ばれています。そんな彼の行きつけは渋谷のとあるスポーツバー。週末には必ず店に行って、お酒を楽しみながら女性に声をかけていました。

「チャラ男というよりも、友人たちと比べると少し積極的なだけです。僕は顔が別に良いわけではないから、待っていたら何も起きないんですよ（笑）。バーに通うのだって、女性と遊ぶというよりも彼女を探すのが目的ですし」

　ただ、行きつけだったバーは新型コロナウイルスの影響で営業自粛。会社も週の半分がテレワーク・時差出勤になり、彼女探しどころではなくなりました。

週末のバーは僕の楽しみだった

「正直、週末のバーは僕の楽しみというか生きがいでもあったので、一人暮らしのアパートで誰とも話さずに過ごす毎日は苦痛でした。自粛直前にラインを交換した女性とも、すぐに連絡が途切れてしまったので……」

　悶々としている柳田さんに転機が訪れたのは、友人から誘われた「オンライン合コン」でした。

　4月の中旬に開かれた3対3のオンライン合コンは、柳田さんの出席者も初めての経験だったらしく、断線や音声が聞こえないトラブルがありました。柳田さんは、仕事柄オンライン会議をすることが多く、女性・男性問わず適切にサポートできたといいます。