bizSPA!

メタボ社員が自粛中に「ビリーズブートキャンプ」挑戦。減量なるか…

暮らし

いきなりひどい筋肉痛に

ビリー

「彼女は全身汗だくで床の上でヘロヘロになっている私を見て大笑い。文句のひとつでも言ってやりたかったけど、喋る余裕すらありませんでした(苦笑)」

 しかも、日頃の運動不足がたたったのか、翌日、目が覚めると両足は筋肉痛の激しい痛みが。当然、太ももを上げたり、スクワットをするのも辛かったため、トレーニングをいったん中断したとか。

「我慢すればできましたが、筋肉痛のときに無理してやってもあまり効果が望めないのは知っていたので。ところが、妻は私が1日で挫折した思ったらしく、何度説明しても『言い訳してる~』って信じてくれませんでした。けど、これが私の闘争心に火をつけてくれました」

 数日後、筋肉痛が和らいでから『ビリーズブートキャンプ』を再開。今度は筋肉痛にならないようにトレーニング前後のストレッチを念入りに行い、風呂上がりにも足のセルフマッサージをしてケアをしっかりやった結果、最初ほどの痛みに襲われることがなくなったといいます。

8キロのダイエットに成功

「本来は7日間ワンセットのプログラムでしたが、そのままトレーニングを続け、仕事を再開したころには体重が8キロもダウン。結婚前の体重まで戻すことはできませんでしたが、ズボンもかなり緩く感じたし、アゴのラインもかなりシャープになりました」

 最初はバカにしていた奥さんも「痩せてよかったね」と喜んでくれたそうで、今はYouTobeで公開されている最新バージョンの動画を見ながら夫婦揃ってトレーニングに励んでいるそうです。

「体重が減ったせいか、以前に比べると身体が軽く感じます。これもすべてSTAY HOME生活があったから。運動不足解消ではなくダイエットというより高い目標を掲げたおかげで、すごく有意義な時間を過ごすことができたと思います」

 外出自粛の1か月半で8キロ減量は立派。ぜひ見習いたいものですね。

特集 20代のおうち時間改革

<TEXT/トシタカマサ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

12

おすすめ記事