メタボ社員が自粛中に「ビリーズブートキャンプ」挑戦。減量なるか…
緊急事態宣言中は三密で感染リスクがあるとスポーツジムなどの施設は閉鎖。運動不足解消のために自宅でトレーニングをしていた人も多いはず。
YouTubeなどにアップされた体操や筋トレなどの動画を見ながらという人もいれば、押し入れからホコリをかぶっていたトレーニング器具を引っ張り出して使っていた人もいるのではないでしょうか。
フリマで購入したビリーズブートキャンプ
研究機関で働く樽石祐司さん(仮名・29歳)は、勤務先の施設が閉鎖となったことで3月末から約1か月半の自宅待機。一般の会社員のようにリモートワークで行うような業務もなく、そこで思い立って始めたのがダイエット。
「結婚して2年半になるんですが、65キロだった体重が気がつけば78キロ。周りからは幸せ太りとイジられ、実際に妻は料理上手なんですけど、さすがに13キロ増量はヤバいじゃないですか。
近所のスポーツジムに入会したんですけど、意思が弱いのか行っていたのは最初だけ。自宅待機中に通えればよかったんですが、当時は『三密』だと指摘されて真っ先に閉鎖しちゃいましたしね。それで家の中で身体を動かして、痩せていたころの身体を取り戻そうと思ったんです」
2005年に大ブームとなった
しかし、ネット上にはあまりに多くのトレーニング動画がアップされており、逆に迷ってしまったとか。そんなとき、奥さんが「こんなのあるけど」とクローゼットの中から持ってきたのは、2005年に大ブームとなった『ビリーズブートキャンプ』。
地元のフリーマーケットで300円の激安価格で手に入れたそうですが、購入した奥さんも2、3回使っただけで放置。でも、7日間の短期集中プログラムという点を気に入り、自宅のリビングでブートキャンプを始めたそうです。
「1回30分のプログラムなんですけど、体力がなさ過ぎて途中からビリー隊長の動きについていけませんでした……。妻は『本当にキツいよ』って忠告していましたが、シャレにならないほどキツかったです」