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毎日着るならジャケットは何色が正解?絶対に失敗しないコーディネート術

暮らし

ベージュジャケットに合うパンツの色は

 普段見慣れない色のジャケットを羽織るとき、合わせるパンツで悩む人が多いのではないでしょうか。ジャケットとパンツの表面積は、全身の7割を占めます

 つまりパンツのコーディネートはジャケット選びと同じくらい大切です。インナーについては、迷ったら白シャツをピックアップすれば間違いありませんが、パンツはそういう訳にはいきません。ベージュジャケットに合うパンツの基本は「濃い色」です。もちろん、ベージュの明るさ次第で例外も考えられますが、濃い色をチョイスしておけば印象が締まります。

 たとえば、グレースラックスの場合、石炭のようなチャコールグレーを選びましょう。

 またチノパンの場合、紺のチノパンもよく合います。一方、ブルージーンズにおいては濃淡に関わらず合わせられるでしょう。

季節の小物で変化を楽しもう

 また、ベージュジャケットを軸にしたときには、身体によく合った「白シャツ」と「濃い色パンツ」を選ぶことをおすすめしましたが、これだけでは毎日着るには飽きてしまう可能性があります。そこで、季節の小物で変化を付けてみてはいかがでしょうか。

ブートニエール

休日は、ベージュ系ジャケットにブートニエールを付けてみるのもアリだ(筆者撮影)

 たとえば「ざっくりした印象のニットネクタイ」や、この時期でも「重ね着ができるサマーベスト」を合わせるだけで、ベージュジャケットの印象も大きく変わります。また、休日であれば、ブートニエールと呼ばれる「花のピン」を付けるだけで、カジュアルな雰囲気に仕上がるでしょう。

 また、ブートニエールなどの小物については季節ごとに買い替えることを想定し、コスパ重視で良いのかもしれません。この考え方は毎日同じ服を着る人のみならず、すべてのコーディネートに通じるものだと改めて感じた次第です。

 毎日同じ服を着続ける上で、基本アイテムとなるジャケット・パンツ・シャツは極力自分に合ったものを選ぶことが大切です。百貨店やセレクトショップなどで納得のいく一品を見つけましょう。

<TEXT/森井良行>

株式会社エレガントカジュアル代表取締役。’79年 千葉県出身。のべ4600人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタント。公式サイト「エレカジ」、著書『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』が発売中。YouTubeは「モテるファッションちゃんねる
Twitter:@elegant_casual

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