自宅待機でファミコンにハマった20代男子。衝撃を受けた「クソゲー」は…
マリオをクリアして息子にドヤ顔
ただし、高野さんは子供のころもゲームにどっぷりハマっていたわけではなく、遊んでいたのもプレーステーション2やニンテンドーDSなど。それに比べたら画質は大きく劣りますが、そのレトロな感じが逆に気に入ったとか。
「個人的に面白かったのは、ファミコン版の『スーパーマリオ』。たぶん最初に出たやつだと思うのですが、どうも僕は操作するのが上手じゃないみたいで、何度プレーしてもクリアどころか最後のステージにもたどり着けなくて。諦めて別のソフトで遊ぼうかなと思っていると、父が『何やってんだ?』って部屋に入ってきたんです」
すると、テレビに映し出されている画面を見た父親は「スーパーマリオか!」とハイテンション。遊びたさそうにしていたのでコントローラーを譲ると、50代目前とは思えない鮮やかな手つきでマリオを操作。何度かゲームオーバーにはなったものの、あっさりとクリアしてしまったそうです。
プレイして衝撃を受けたあのクソゲー
「父の中学時代に発売されたそうで、『学校をサボって友達の家で遊んでたのがバレて、親父にぶん殴られて大変だったんだよ』ってゲームにまつわる当時の思い出を話してくれて面白かったです」
さらに高野さんお兄さんのソフトを漁る父親は、「アイツ、これも持ってたのか!」とひとつのゲームソフトを取り出しましす。
「『たけしの挑戦状』っていうタイトルで、ビートたけしがゲームになってるなんて初めて知りました。しかも、それ以上に驚いたのが、ゲームの最初に《おやじをなぐる》ってコマンドがあって、父に言われるまま選んだら即ゲームオーバーになったこと。後でネットで検索したら『クソゲー』って紹介されてましたが、確かにその通りでした(笑)」