「初任給は通常の半分に」新入社員が恐怖した会社のコロナ対応
社長の一言に周囲はドン引き
「その時も、上司は2人がいた席にアルコールスプレーを吹きかけるだけです。後日、さすがに人事部の上司が社長にリモートワークの導入などのコロナ対策を持ちかけてくれました。
出社することに恐怖を感じていたので、やっと自宅で仕事ができると思い安心しました」
しかし社長から発せられたのは、とんでもない一言。
「『入ったばかりだし、知恵熱が出たんじゃない?』と言っていました。人事部の上司が食い下がっても『心配しすぎ』の一点張り。このままここで働いていたらヤバイと思いました」
1番の不満は給料面「一切手当ナシ」
「親にももう出社して欲しくないと頼まれていたので、40度の熱があると嘘をついて自主的に会社を休むようにしました。結局4月の後半はずっと休んでましたね。
最終的には、新入社員の半分くらいが発熱で休むようになりました。僕のように嘘をついている人もいると思うので、本当の発熱者が何人かはわかりませんが(笑)」
ここまででかなりのブラック感がありますが、大島さんの1番の不満は給料面だそう。
「コロナの疑いで休んでいても、会社からは普通の休みだとみなされるので、一切手当がないんです。出社した日しか給料がもらえないので、初任給は通常の半分程度でした」