新人研修で富士登山。代理店マンが「黒歴史だった」と語る理由は…
下山して出社したら思わぬ事態が
大喜びで役員と一緒にはしゃいでいた塩田さん。同行していたカメラマンに写真もたくさん撮ってもらったそうです。しかも下りは幸いにも天気に恵まれ快晴、無事に気持ちよく研修を終えました。
その後、心機一転、通常業務が始まったそうですが、最後の最後に思わぬ事態が塩田さんを襲います。
「うちの会社のエレベーターには液晶モニターがついていて、そこでは広報の一環として社内活動がしばしば紹介されているのですが、ふとなにげなくモニターを見たとき仰天しました。モニターでは先日の新人研修の様子が紹介されていたのですが使われていた写真が、私が頂上で大はしゃぎしているときのものだったんです」
おかげで1か月近く満面の笑みを浮かべている私の顔のアップを全社員が見ることになってしまいました。恥ずかしすぎてそれ以来エレベーターはしばらく使いませんでしたね」
素敵な思い出になるはずの新人研修が一転、思い出したくもない黒歴史に変わってしまったようです。
<取材・文/山田星人 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>