「30秒で400万円稼ぐ」猛者も。まだ伸びるTikTok市場の勝ち組とは?
圧倒的スピードで移りゆく動画業界で存在感を発揮する“ライブ配信プラットフォーム”で稼ぐ人々。YouTuberとはまた違った、新たな稼ぎ口の傾向と対策とは? 今後の稼ぎどころとして有力視される土壌に、いち早く参入した投稿者の実態に迫った。
たった30秒で400万円!
「TikTokを若者がノリでやってるアプリと捉えるのは間違いです。日本ではまだ課金システムが実装されていませんが、中国版ではコインと呼ばれる投げ銭や、EC機能がついています。近い将来、日本版でも実装されるのは間違いなく、今後もっとも稼げる動画アプリになるでしょう」
そう語るのは、本場中国で3年前にTikTokを始め、人気TikTokerとなった、りんか社長だ。現在は日本でライバー事務所の社長を務めている。
「私は最初、中国人向けに日本語や日本の文化を教えるアカウントを開設し、2か月で16万フォロワーに到達しました。当時は広告収入だけで月50万円、さらにフォロワーから2700万円のピアノが送られてきたことも(笑)」
大人だからこそできる投稿
中国では、徐々に年齢層も上にシフトしているという。
「今や中国では70代や80代のTikTokerも珍しくありません。彼らは日々の釣りや農作業をアップして80万人以上のフォロワーを抱えている。日本も同じ拡大を見せると思います。編集もアプリ内で完結するので、大人が始めるのに向いていると言えます」
さらに期待できるのが広告案件。
「日本でも、インスタのPR案件と同様の広告収入ならば、フォロワーを増やせば得られます。30秒動画で1本20万円程度の金額感ですが、中国では400万円にまで膨れ上がっています。また、いざ課金機能が実装されたときのためにも、動画のストックをためてフォロワーを増やしておきましょう。今すぐ始めるべきです」
恐るべきチャイナマネー。では、すでに日本でもTikTokを始めているおじさんたちは、一体どんな投稿をしているのか。