ビール瓶の底がギザギザしている理由は?――意外と知らない「ものの名前」
A.「ナーリング」
底に刻まれているギザギザを「ナーリング」と言います。衝撃を受けやすい底にあらかじめ入れておくことで強度を増し、割れにくくしているのです。
日本では、どのメーカーのラベルにも共通して大瓶には「633」というミリリットル数字が記されています。これは、3合5尺1寸をメートル法に置き換えたもので、酒税をかける必要から国内統一することになった昭和19年に決まりました。
また、炭酸を含むビールは膨張して爆発することも。それを防ぐために設けられたビール瓶内の空間のことを「ヘッドスペース」というので、飲み会の席で上司に披露してみては?
<TEXT/bizSPA!取材班>
引用元:『クイズで覚えるものの名前』(北橋隆史、扶桑社文庫)より
12